江戸グルメと酒と旅の話

旅行ライターやってます。昼飲み、ご当地グルメ、江戸グルメ・老舗、神社仏閣、旅の記録などをつづっています。

目黒「大宝」でとんかつを頬張る

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カロリーが気になるけど、調べたくないとんかつ。

女性にとっては禁断の食べ物といってもいい、とんかつ。

先週、職場の人とオフィス近くのそんなとんかつの話をしていたら、無性に食べたくなって、行ってしまいました。

まず目指したのは、職場の人がおいしかったというとんかつ屋「かつ壱」。ところが、お店に着くと今日はもう終わり、とのこと。カウンター席とテーブル席が2つくらい?のこじんまりとした店だった。すっかりとんかつモードになっていたので、がっかり感が半端なく、奮発して目黒でもっとも有名なとんかつ屋さん「とんき」へ行こうという話になった。

ところが「とんき」につくと、広い店内のカウンター席の後ろにずらっと行列ができているではないか!19時くらいだったら並んだかもしれないが、20時半をまわっていたのでて、ここでも断念。人気店を甘くみていたおのれを反省。いつかリベンジしたい。

仕方がないので、食べログで探しておいた第3候補のお店「大宝」へ行ってきた。

こちらも、「かつ壱」と同じく、カウンター席にテーブル席は2人がけが1つと、数人座れる席が1席のみのこじんまりとした店だった(「とんき」は広い)。全然飾り気なく、そこそこ古い感じの店内には、サラリーマンや40代のカップルとかオジサンとか、若い人もちらほら。ちょうど2人がけのテーブルが空いたので、そちらに案内された。他は満席である。

ビールとロースカツ定食をオーダー。

定食のサラダとお新香とお茶がビールと一緒にやってきたので、お新香とサラダをつまみながらビールを飲んでとんかつを待つ。お酒を飲むと何もできなくなるので、週末以外あんまりアルコールを摂取していないのだが、金曜だし、中瓶1本くらいなら、家帰る頃にはアルコールも抜けているかなーと思い、喉越しを堪能してホッと一息ついた。

10分ほどでやってきただろうか。

すごいね、とんかつ。久しぶりに目にするとなんともいえぬ”ごちそう感”。目の前がパーっと明るくなるようなうれしさがこみ上げてきた。

まずは真ん中の一切れを、塩でカブリ。サクサク軽やかな衣から、じゅわっとお肉の旨みがあふれでて、おいしいー。甘さにびっくりした。お肉はすごく柔らかい。もう1回塩でガブリ。次は塩とカラシで、一口。セーブして食べないと、あっと言う間になくなってしまいそうで、ビールを飲んで休憩。はぁー、久しぶりのとんかつのおいしさといったら。ビールと合うのもうれしいごちそうでもある。

その後は、ソースで食べたり、ソースとカラシで食べたり、ごはんと頬張ったり、また塩で食べたり。でもとにかくどんな食べ方をしても美味。

「大宝」さん、第3候補にしてすみません、と謝りたくなるおいしさだった。ビールと定食であわせて2,000円くらい。ちょっと奮発した夕食だけど、微塵の後悔もなし。とんかつ求めて歩き回った甲斐があったというものだ。「とんき」と「かつ壱」も気になるので、いつか足を運んでみたい。

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