江戸グルメと酒と旅の話

旅行ライターやってます。昼飲み、ご当地グルメ、江戸グルメ・老舗、神社仏閣、旅の記録などをつづっています。

90円のもつ焼きにノックアウト!おとんば上野店へ

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酒好きにとって魅惑の言葉の1つ”センベロ”。

え?これでこの値段!?!?と驚きのコストパフォーマンス料理を味にした喜びの瞬間はもちろん、酒のための料理に徹底しているメニュー(一品の量が少なく色々食べられるのも魅力)、個性的な店員や客、ユニークな店の佇まいなど、オリジナリティあふれるその楽しさは、酒好きにとってしばし日常を忘れさせてくれる夢の国、と言っても過言ではない。

どんなに高級な(そんなに行ってないけど)店に足を運んだとしても、酒好きならば定期的に足を運びたくなる”驚き”と”個性”があふれるのがセンベロなのだ。

そんなセンベロの、新たな店を求めて降り立ったのは上野の「おとんば」。

もつ焼きとおでんの店で、もつ焼きは、なんとオール90円という安さ!値段を聞いた彼氏が「大丈夫なの?」と訝しむほど安い。

お店は上野駅から5分ほど。1階はカウンター席と奥にテーブル席がある。土曜日だったので入れるか不安だったけど、スムーズに入店できた。

席は結構ギュウギュウなんだけど、センベロって感じでワクワクするね。

1階のお客は男性ばかり。2人組かおひとりさま。

まずはビールを頼んで、お品書きに目を通す。豚や野菜の串焼きの他、小鉢、サラダ、刺しも看板商品らしく、レバーやタン、おまかせ3点盛りなど種類豊富だ。

串焼きは、れば、はつ、たん、ちれ、かしら、しろ、きくの7種のラインナップ。この日はめちゃくちゃホルモンを欲していたので品書きをみるなり全種類食べよう!と決心。

が、まずは豆もやしと銀杏揚げでビールを満喫。豆もやしはしゃきしゃき、銀杏揚げはポテトみたいにホクホクの食感だった。どっちもビールによく合う。

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続いて串焼きを。

おとんばには通常の串焼きの他に、日替わりで「本日の希少串」というメニューがあって、珍しい野菜や部位もある。この日はまだ20時前くらいだったんだけど、希少部位の串のいくつかが売り切れになったのを聞き、通常の串焼きはまだ大丈夫だったんだけど、なぜか焦って串焼き7種類全部一度に頼んでしまった。

塩かタレかは選べるみたいだけど、何もいわなければおすすめで焼いてくれるみたい。

やってきた焼きとんたちをみてびっくり!

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このボリュームで1本90円かい!そんでもって食べてみてもっとびっくり!どれも美味しい!レアで絶妙な焼き加減にノックアウトされた。

全部美味しいんだけど、特に心に残ったのがタンとしろかな。あ、でもレバーもかな。

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タンはジューシーで、旨みがじゅわっと口の中に広がった。しろは、結構焦げ目がついていてこれぞホルモン!的な味わいと香ばしさがたまらない。レバーはレアな焼き加減でクセになる。

その後は、サラダと赤おでん、おしんこをオーダー。

おでんは上野店の名物の赤おでん。

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蟹をベースにじっくりと出汁をとり、さらに数種類の赤味噌と唐辛子の特性スープのおでんだ。

見た目ももちろん、赤い。んだけど、赤いだけあって、食べてみると味噌のコクとピリ辛がたまらない。しかも蟹の出汁も思ったよりしっかりでていて、マイルドな仕上がりになっている。

汁もすべて飲み干してしまう美味しさだった。

今回は初来店だったので、通常の串焼きのみだったけど、次回は希少部位の串焼きも試してみたいな。

 

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営業時間:12:00~23:00 終日通し営業(料理L.O22:00 ドリンクLO22:30)
年中無休
TEL:050-5589-6613
住所:東京都台東区上野6-7-13
アクセス:JR上野駅・メトロ日比谷線上野駅・メトロ銀座線上野駅 いずれも徒歩3分

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