ほろ酔い老舗巡り。酒好き女子の飲み歩きブログ

日本のごはん・蕎麦屋・飲み屋・おいしいもののメモ。ときどきアートや旅の話

【大森】蕎麦前初心者にもオススメの老舗蕎麦屋「布恒更科」

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もともと蕎麦が好きなんだけど、1、2年前から蕎麦屋で呑む、いわゆる”蕎麦前”に目覚めて、機会を見つけてはお酒が飲める蕎麦屋に足を運んでいる。

先日2度目の来店を果たしたのが、大森駅にある「布恒更科」。前回は訪れたのは1年以上前。蕎麦と蕎麦味噌が美味しかったのと、ぜひまた行きたいと思った記憶はあるのだが、細かいことは記憶の彼方……。

前回も今回も訪れたのは土曜の昼で、店の前には列ができていた。この日も3、40分並んだ。これでも前回よりは早く入店ができたほどの人気店だ。

暖簾をくぐるなり、ああ~そうだそうだ!こんな店だったなぁと思った。あたたかくてすごくホッとできる雰囲気。

席に案内されるやいなや、まずはビールで乾杯。お通しは切干大根。お腹が空いていたので、あっと言う間に平らげる。少し暖かくなってきたのでビールも美味しいなぁ。

さて、品書きを眺める。一品料理が豊富でたっぷり蕎麦前を満喫してください、と言わんばかりだ。蕎麦味噌、鳥わさ、板わさ、卵焼き、抜きおろしや抜きとろろなどなど。蕎麦屋酒好きの方は知っていると思うが、”抜き”とは、蕎麦屋の伝統的な酒肴で蕎麦を抜いた、汁と種物のことだ。天ぷら蕎麦の蕎麦ぬき、鴨南蛮の側抜きなどがあり、天ぬき、鴨ぬきなどと呼ばれている。日本酒のアテにぴったり、なのだと思うが、偉そうにうんちく述べておいて”抜き”をまだ試したことがない私。

だって、いつも美味しそうな一品料理につい目が……。品書きに書いていない店も多いし。恐らく、お酒が置いてあるようなお店であれば、頼めばたいてはやってくれると思うけど。

布恒更科では、他に季節の品書きなどもあり、しっかり蕎麦屋酒を満喫できる品揃えだ。もちろん、店内にはお酒を楽しんでいる人たちも少なくない。

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まずは、蕎麦味噌と、お腹がすいていたので、暖かく満腹感がありそうな鳥くわ焼チョイス。

鳥くわ焼は甘辛いタレにたっぷり浸されて焼かれた鳥の美味しいこと美味しいこと。山椒との相性がよく、うなぎのタレを彷彿させる味わい。日本酒に合う。

蕎麦味噌は同じく、甘辛さと蕎麦の実のコクが相まって美味。でもしつこくないのが不思議。前回は思わずお代わりしてしまったっけ。

続いて、今回すっかりはまってしまったのが猪口むしだ。

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蕎麦猪口の茶わん蒸しにだし汁の餡がかかった絶品の品。出汁のまろやかさが口いっぱいに広がってすごく上品な味わい!

そして、もう一品ぐらいイケるかな?と迷いに迷って、酒肴三種盛りを。ぬたと、もずくと、あと一品は……すみません忘れてしまいました。が、蕎麦前をたっぷり堪能できたことには間違いない。

そして、蕎麦。もりと更科をお願いする。生粉打ち(繋ぎのない蕎麦)と田舎蕎麦(一般的に粗挽きのそば粉を使った蕎麦)は、残念ながら売り切れだった。

それでもしかし、更科ももりも美味しい。

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更科は、もうゴムみたいにコシがあって、つるつるののど越しも最高。個人的にすごく好き。

せいろも、噛み応えがある。汁は辛口だで濃いめだ。でも濃いだけでなく風味がよく上品な辛汁。蕎麦の先をちょびっと浸して、ズズっと口に運ぶ。〆の蕎麦湯も最高。

それにしても、2度目の来店で、改めて、出される品々のレベルの高さに驚いた。高級料理店にも引けをとらないんじゃないかと思ってしまうほど。

それでいて気軽には入れて、蕎麦味噌160円とか猪口むし600円とか、驚きのコストパフォーマンスときた。もう本当オススメ。

こんな店が家の近くにあったら最高なのに~。

 

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[布恒更科]
営業時間:[月~土]11:30~15:00、17:00~20:00[祝]11:30~15:00
定休日:日曜日
TEL:03-3761-7373
住所:東京都品川区南大井3-18-8
アクセス:大森海岸駅または大森駅 徒歩10分、大森海岸駅から259m

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