ほろ酔い老舗巡り。酒好き女子の飲み歩きブログ

日本のごはん・蕎麦屋・飲み屋・おいしいもののメモ。ときどきアートや旅の話

秋葉原「二葉」で立ち食いそばに開眼【女子的立ち食いそば探訪】

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最近は、”そば前”を楽しむためのそば屋に行く機会しかなかった。

まぁつまり酒を飲むためにそば屋に行くことしかなかった、ということ。

が、立ち食いそばの本をちょこちょこ目にするようになり、単なるそば好きの私としては、憧れの”そば通”を目指す一歩として、「立ち食いそばも食べておくべきでは?」なんて思い始める。プラス、むしょうに立ち食いそばで、「ずずっとやって、ほっと一息つく」動作をやりたくなった。

今までは、富士そばとか、通勤に利用していた駅そばとかいわゆる、超オーソドックスなチェーン店にしか行ったことがなかったんだけど、椅子もないような?あっても客は男性ばっかりとか?そういう、通っぽい店にもチャレンジしたいという気持ちがムクムク湧いてきた。そこで、神保町に行きたかったこともあり、秋葉原に足を運んでみることに。

目当ては、秋葉原の「あきば」だ。なんでも過去に手打ちそば店を営んでいた、そばに研究熱心な店主がやる店だという。

基本的につなぎは3割だが、手ごねと製麺機、両方で打ってみたり、そば粉をブレンドしたり、数量限定で十割そばを打ったりと、美味しいそばを作るための試行錯誤は欠かさないのだそう。立ち食いそばのガイドブックで、よく紹介されていて、どうやら立ち食いそばの名店といってもいいような店。

横浜市の端っこの我が家からから約1時間。久しぶり、というかほとんど縁のない秋葉原駅を、google map片手に歩くこと数分。いよいよ大衆そばの名店「あきば」に着いた、と思ったら、もう閉まっている!

嫌な予感はしていた。というのも営業時間は15時まで。しかも、麺がなくなり次第終了だという。到着したのは14時半……。うーん、がっかり。

しかし気を改めて、どこか他の店に行こうと、再び、うろつく。秋葉原界隈は立ち食いそばの激戦区といってもいいくらい、「あきば」に行く途中にも何件かのそばの看板が目に入り、ネットでも多くのそば屋がヒットする。で、足を踏み入れたのが、「あきば」から徒歩2分くらい、駅から数分の場所にある「二葉」という店だ。

こちらもネットでよく名前を見かけていたので、入ってみることに。外観は昭和的。店内はこじんまりとしていて、椅子ナシの本格立ち食いスタイルだった。本格立ち食いスタイル、初体験だ。

L字カウンターの中で、三角巾を頭につけた女性2人が愛想よく接客してくれる。午後15時くらいなので、先客は2名ほど。食券機はなく、短冊型のメニューを見て、オーダーする。食べ物を前にすると優柔不断な女子に成り果ててしまう私。だが、このときばかりは、うーんどうしよう……とは言ってはいられない。結果、なんか焦ってしまい何でもよくなって、かけそばをお願いする。約20秒くらいの早業でこれぞ大衆そば!という感じのあつあつのかけそばが登場した。

一口食べてみると、麺は小麦っぽくて、大衆そば!感満載。汁をいただいてみると、比較的しっかりした味わいで大衆そば感満載。そう、何をどう転んでも大衆そば感満載。美味しいというより、大衆そば的って表現がしっくりくる。でもキライじゃじないぞ。うん、汁とかけっこう好きだぞ。そう心の中でつぶやきながらしかし、なんとなく物足りない気はしていた。

やはり天ぷらか。

そこで、貝柱のかき揚げを追加でトッピング。直接どんぶりの上においてくれる。一口かじり、そばをすすると、コレだ、と思った。求めていたのはコレだよ。

別に天ぷらそばを食べようと決めて来たわけではなかったし、かき揚げがめちゃめちゃ美味しいというわけではないのだが、かき揚げをそばに投入したことで、なんだか目の前の道がパーっと開けた気がした。

ただの大衆的な、そば。それに、貝柱のかき揚げとか、あさりのかき揚げとか、春菊天とか、にんじん天とか、ごぼう天とか、とにかく、好きな天ぷらを、ドカーンとそばの上に載せると、美味しさが10レベルくらいアップする。天ぷら入れても大衆的なことにはかわりないけど……。

そして、昼時を過ぎているにもかかわらずコンスタントにやってくる客たちは皆、もれなく天ぷらをトッピングしている。そして、天ぷらの数が豊富なのも「二葉」が人気の理由なのだろう。これか、大衆そばの楽しさは。トッピングはきっと、店によってまたぜんぜん違うだろうけど、そこが、大衆そばの面白さなのだろう。

当初の希望通り、椅子もなく(「あきば」は椅子がある)、この日私がいる間の女性客は結局私一人というシュチュエーションで、大衆そばの面白に目覚め、”本格立ち食いそば訪問”という目標を達成でき、満足満足。

そんなことを考えながら、そばをすすること数分、気が付いたことがある。二葉さんよ、結構大盛りじゃないですか。半分くらいしか食べてないのに、すでにまぁまぁお腹いっぱいだ。店内をよく見ると、「麺少な目できます」と表記があった。小食になったと思いたかったが、ここはやはり量が多いようだ。

もう1件くらい巡りたかったので、お腹パンパンになったのは不覚であった。でももう1件巡る気がなくて朝から働いている人にとっては、これくらいがうれしいだろう。そばだけだとすぐお腹すかない?と年中疑問に思ってる私にとっても。もう1件巡る気がないときは…。

この日は、とりあえず秋葉原でもう1件は断念し、神保町へ浮世絵の書籍をチェックするために、二葉から旅立つ私であった。

★「二葉」の魅力:昭和的佇まい、ザ関東風のつゆ、種類豊富な天ぷら

 

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[二葉]
営業時間:7:30~17:00
定休日:土曜・日曜・祝日
住所:東京都千代田区神田和泉町1-4-6 西川ビル1F
アクセス:東京メトロ日比谷線秋葉原駅1番出口から徒歩5分、JR秋葉原駅昭和通り口から徒歩6分

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