ほろ酔い老舗巡り。酒好き女子の飲み歩きブログ

日本のごはん・蕎麦屋・飲み屋・おいしいもののメモ。ときどきアートや旅の話

初めての大山詣りへ。自然と大山阿夫利神社でパワーチャージする旅【後編】

さて、大山阿夫利神社下社へやってきた。

前編はこちら↓

kamakura-enoshima.hatenablog.jp

 

少し坂道を登り、間もなく見えてきたのは、鳥居の前の土産屋や食事処、カフェなどが並ぶ中腹。そして、さらに階段を登ると、その先に鳥居と社がある。

観光地なのだから、当然といえば当然なんだけど、14時なので参拝のピークを過ぎている(登山客も多いので早くから活動する人が多い)にもかかわらず、どこかほっとする"賑わい"があった。
いまは平成最後の年、2018年。大山参拝が大ブームとなった江戸時代が終わった年から数えても、150年の月日がたっている。科学や文明の発達により、江戸時代に比べたら神様仏様への信仰心も格段に薄れている。でも、山に登りたい、心が洗われるような山からの景色を見たい、神社にお参りしたい、という日本人のDNAはすたれていないのだなぁと思わされた。

そして、境内は、清々しかった。

厳かな雰囲気とは一味違って、登山客が一服したり、参拝者がお参りをしたり写真を撮ったり、相模湾や富士山が見える展望を楽しんだり。みんな自由にのびのび過ごしている。

途方もない歴史をもつにも関わらず、ほっとする、どこかあたたかさを感じる神社だった。

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そして、相模湾と遠くにうっすら見える江の島の景色にちょっぴり感傷的になる。なぜかと言えば、故郷(地元)の戸塚宿(⁉)と江の島は、ほど近い距離。遠い地(県内だけど……)から我が故郷を眺めているような気分になったのだ。

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参詣を済ませ、御朱印とおみくじをもらい、大山の水とやらを飲んだり、上社へと続く階段を覗いたり(覗くだけ!)、小さな滝を見に行ったり、すっかりミーハー心を満たし、次に向かったのは、大山寺だ。

大山寺へは、大山ケーブルカーで行くこともできるのがだが、ケーブルカー待ちが行列で次の便に乗れるか怪しかったため、ちょっと歩いてみる?という好奇心と、大山MAPを見ると、下社から大山寺まで20分とあったので、歩くことにした。

ところが、実際に下ってみると、運動不足に加え、本格的な登山は経験がない私にとっては、想像以上に急で険しい道におろおろ、想像以上の高さにひやひや、延々と続く石階段に足ガクガク、という感じで、30分以上もかけて大山寺へ(っていうか本当はもっと長かったんじゃ?と思うんだけど)。

しかも、寺に着く頃には、太ももが笑ってしまい、緩やかな階段になっていたものの、彼氏に摑まって歩くような状態。準備運動……するべきだったよね⁉ 

とはいえ、大山寺もまた、ほっと癒されるような寺だった。こちらも歴史は古く、天平勝宝7年、東大寺を開いた僧、良弁による創建と伝えられている。

 

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本尊に祀られている不動明王鎌倉時代のものだそう。こじんまりとしたお寺なのだが、妙に落ち着く。そして、お参り後に御朱印をもらうと、「ようこそ大山寺へおいでくださいました」と笑顔で対応してくださり、苦労してきた甲斐があったなぁという気分になった。

境内には、本殿の帆赤、小さな塔(宝篋印塔という)や、小さな滝(倶利伽羅滝だって)などある。あとは、1回200円で鐘を鳴らせるといううれしいオマケも。さっそくやってみたところ、ゴ〜〜〜ンと癒やしの音と振動が響き、しばし、心を静める時間に。

気持ち的には、ここまでの疲れもすっかり癒やされて、寺を後にした。

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この後、大山ケーブル駅まで、また歩くことにした私。幸い、大山阿夫利神社下社から大山寺までの道のりと比べるとかなりゆるやかで、無事大山ケーブル駅にたどり着けた。と、思っていたのもつかの間。バス停留所まで、また階段を下ると、もう太ももががくんがくん。

だいぶ前からリュックは彼氏に押し付けていたのだが、引き続き、背負わせ、私は、ときに手すりにすがりながら歩くハメに。極め付けは、バス停が見えたぞ!というときに、発車しま〜す!の掛け声が……。え、また走るの?ヤダ……と思いつつ、このバスを逃して、何十分か待つのもそれはそれでヤダ……てことで、結局、がくんがくんの太ももに耐えながらダッシュするというオチに。

想像の10倍くらい体力を消耗した大山詣りの旅。でも、江戸時代の人々に想いを馳せつつ、歴史ある寺社や自然にふれ、たっぷりパワーチャージできた。

次回は時間と体力を蓄えて、頂上を目指したい。

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