江戸グルメと酒と旅の話

旅行ライターやってます。昼飲み、ご当地グルメ、江戸グルメ・老舗、神社仏閣、旅の記録などをつづっています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

芝大神宮でほっこり。参詣後は老舗の大門更科布屋で鳥南蛮を

東京都港区の大門。地下鉄「大門」駅やJRの「浜松町」駅があり、駅周辺は高層ビルに囲まれ多くのサラリーマンが行き交うオフィス街だ。 そして、大門といえば何といっても「増上寺」。徳川家の菩薩時である壮大な寺だ。また、周辺には駅名の由来となった大門…

異界への入り口「大門」を通って「増上寺」へ。阿弥陀如来様のオーラに…

東京芝大門にある「増上寺」へ 東京芝大門にある増上寺は上野寛永寺と並び、言わずと知れた徳川家の菩薩寺だ。1393年現在の千代田区平河町あたりに創建。1590年に徳川家康が菩薩寺とし、1598年には江戸城拡張のため、芝の現在地に移転された。一説によると、…

湯河原で天然鰻を食す。富士屋旅館「瓢六亭」へ        

年に何度か、湯河原に行く。 旅行に足を運ぶとつい、あそこへ行こう、あれを食べようと、結構せわしなくて、家に帰ってどっと疲れが、なんてこともあると思うのだが、湯河原は、いつでも来れる距離であり、温泉があり、観光施設はあまりないが、そのぶんゆっ…

むかしの浴衣、かわいい。「特別展 ゆかた 浴衣 YUKATA―すずしさのデザイン、いまむかし」レビュー

夏になると、「今年もちゃんと浴衣を着なくては」と謎のプレシャーを自分に課している私。(女性は同じような人いるよね?) もっと気軽に着たいのだが、仕事がある日は無理だし、週末も泊まりで遊びに行くことも多く、なかなかチャンスがないので毎年ほぼ1…

タレは辛口アッサリ。両国「明神下神田川支店」の香ばしい肝焼きと鰻重に舌鼓

両国にある鰻とすっぽん料理の「明神下神田川支店」で鰻重ランチ。こちらは、全席畳部屋の個室という、ちょっと贅沢なお店。そしてもちろん接客も鰻もそんじょそこらの店とは比べ物にはならない。ところが建物はかなり年季が入っており、高級店というよりど…

まったり昼飲みするのにもぴったり。蕎麦屋酒の魅力

気が付いたら、好きになっていた蕎麦屋酒。 もともと蕎麦は嫌いじゃなかったし、彼氏ができて昼飲みすることが増え(3年以上前だけど)、近所の名店に行ってみたら料理も店の佇まいも器もジャパニーズビューティでしびれたり、神田まつやの江戸庶民的な雰囲…

喫茶店のようにふらっと立ち寄ってほしい。上野の老舗蕎麦屋「連玉庵」【蕎麦前紀行】

「連玉庵」は、上野の不忍池のほど近い場所にある創業1857(安政4)年の老舗蕎麦屋。 店名は不忍池にちなんでいる。創業者の窪田八十八が、不忍池の蓮の葉の上にある玉のような蕾から「蓮玉庵」と、名付けたらしい。 上野にはちょこちょこ足を運んでいるので…

ふぐのおいしさに開眼。下町の老舗「魚直 (うおなお) 」【入谷】

東京下町をぶらぶらした週末。 日曜の夕方、入谷へ。 ご飯はどうしようか、バスで浅草に行こうかということになり、バス停までを歩く途中でみつけたのが、ふぐ料理店「魚直 (うおなお) 」。 創業大正2年というし、佇まいも素敵だったので、入ってみること…