江戸グルメと酒と旅の話

旅行ライターやってます。昼飲み、ご当地グルメ、江戸グルメ・老舗、神社仏閣、旅の記録などをつづっています。

歯ごたえ、旨み、ハンパない!江ノ島「食堂いのうえ」で巨大「サザエのつぼ焼」体験

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夏になると取り敢えず足を運ばずにられないのが、江の島。

なんて言いながら、自宅からいつでも行ける距離なので江の島駅周辺に来ることはあっても、実際に江の島を観光したり散策したりすることがめったになかったので、一度ちゃんと行ってみよう!と丸一日遊ぶことに。

江ノ島弁天橋をわたり、いざ江の島へ。

橋を渡るとすぐに、「ザ・日本の観光地」なお土産やさんや飲食店が並んでいる様子に浮足立つ。

そして、B級グルメや食べ歩きフードがいたるところにある。特に、海鮮を焼く香ばしい醤油の香りには、到着早々、ビール欲を駆り立てられる。

が、しかし、昼酒をゆっくり味わうために、とりあえず我慢。生シラスとか、ご当地グルメが楽しめて、ゆっくりお酒が飲めて、味わい深い佇まいの店を目当てに歩いた。そして、同行者のあの辺に店が何件かあった気がする…といううっすらとした記憶と、最後はカンで選んでたどり着いたのが「食堂いのうえ」だ。

新鮮な魚介類がウリの昔ながらの雰囲気が漂う小さな食堂である。

まずは、何はともあれ、生シラス(しょうが醤油で)。そして、瓶ビールをオーダー。昼からのこの組み合わせは、お酒好き生シラス好きの私にとっては天国。仕事が忙しくて週末が待ち遠しかっただけに、言葉にならないくらいの至福の瞬間だ。

が、この後、この幸せが絶頂を迎えることを私はまだ知らなかった。

それはなんの飾りもなく、目の前に置かれた。「サザエのつぼ焼き」だ。とにかく、まず目の前に置かれると、巨大なことに驚く(ちょっと写真だとわかりづらいのだけど)! 

一瞬、え?と思った後に気が付く、大きいー!と。

おいしいエキスたっぷりの液体の中に隠れているサザエ。取り出してみると、奥の身までシュポッっと出てきた。高まる気持ちを抑えきれず、一口食べてみると、歯ごたえが半端ない!そして、噛めば噛むほど、磯のうまみ!今思い出すだけでも興奮してくる。

このあと、煮魚もオーダーする。家ではなかなかできないな、と思うほど味がしっかりしていて美味であった。

ちなみに、食堂いのうえではどのメニューも定食は1000円前後、サザエは700円〜900円。単品も数百円〜と良心的な値段。

テンションはあがりっぱなしでビールが進んだ昼酒。

この店に来るためだけに、江ノ島、また来ちゃう――。そう思えた店だ。

 

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